
放射線治療は、がんの治療法として外科手術・抗がん剤と並ぶ方法のひとつで、がんに放射線をあてることにより細胞を死滅させてがんを退治する方法です。臓器を摘出する必要がなく、治療後も治療前と同じ生活を送ることができます。また治療にあたっての長期入院は不要で、普通の生活の中で通院しながら治療を続けることが可能です。同様に、副作用が少なく抑えられることもメリットのひとつです。 ただし、がんができている場所やその進行状況によっては、治療法として選択できない場合もあります。
CMSが製造・販売している放射線治療計画システムとは、そのあてる放射線の線量を厳密に算出するためのソフトウェアです。患部を撮影したCT画像やMR画像といった診断用の画像を取り込み、どの角度からどれだけの強さの放射線を何回あてれば、最も効果的にがんを退治できるかを計算します。また、周辺にある重要臓器の元気な細胞に放射線が当たると副作用を起こしてしまいますので、そうした重要臓器をいかに避けるかということも考慮します。そして、治療計画システムが算出したデータをもとに、放射線治療医が最終的な治療計画を決定して、実際に放射線を照射する治療機を用いて治療を実施するのです。
最初に述べた数々のメリットから放射線治療に対する社会の関心は近年になって高まり、マスコミで取り上げられる機会も大変多くなってきました。一方で日本における放射線治療医の不足は医療現場における慢性的な悩みとなっています。高精度で高機能な放射線治療計画システムの存在は、正確さと効率を高めることで、より良い治療を行うための助けとなるのです。
CMSは放射線治療計画システムの開発・販売に専心し、治療現場の生産性向上に貢献してまいりました。これからも臨床現場の声に耳を傾けて、ご意見やご要望を製品開発に反映させるとともに、高品質なトレーニングやサポートを提供することでお役に立ちたいと考えています。